HOME » 屋根用語集 » おすすめの屋根材のルーフィングとは

屋根材の一種「ルーフィング」は、瓦やスレート屋根などの下にあり、屋根材と同じように防水目的で使用される重要な役割を担っています。雨漏りの発生は、このルーフィングの劣化や破損が原因となることがほとんどです。ここではルーフィングの役割や選び方について解説します。

2次防水として有効なルーフィング

アスファルトルーフィング

ルーフィングは、防水シートとも呼ばれ、瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などのさまざまな屋根材の下に敷かれたシート状の防水建材のことを表しています。

外から見える屋根材にも防水効果がありますが、それよりもルーフィングのほうが高い防水機能を持っていることから、屋根材よりも重要な建材であるといえるのかもしれません。

屋根を1次防水として考えるなら、ルーフィングは2次防水となります。

屋根の下にまで雨水が浸入してきた場合でも、ルーフィングを流れて雨樋に排水されることから、雨漏りの発生を防いでいます。ルーフィングにも耐用年数がありますので、お住まいの地域の気候条件や屋根の形状に合ったルーフィング選びが重要となっています。

ルーフィングの種類とメリット・デメリット

改質ルーフィング

よく使われているルーフィングには、「アスファルトルーフィング」「改質アスファルトルーフィング」の2種類があります。

「アスファルトルーフィング」

アスファルトの名の通り、道路にも使われているアスファルトを素材に使用しています。黒褐色の固体の物質のことです。アスファルトをフェルト状の原紙に染み込ませ、その両面に鉱物質の粉末を付着させます。アスファルトルーフィングは、タッカー留めで作業が行われています。ホチキスのようにシートを留めていく作業です。基本的な作業方法です。価格は1平米あたり3700~5200円です。

「改質アスファルトルーフィング」

品質を向上させたアスファルトルーフィングです。アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を混ぜたものです。温度変化に強く、高温でもダレにくく、低温では割れにくいというメリットがあります。耐久性が高いだけではなく、伸びや曲げにも強いので、加工作業もしやすく使い易いルーフィング材です。タッカー留め作業の他、粘着層留めにより防水性の高い貼り付け方法により施工可能です。価格は1平米あたり4900~9700円です。

ルーフィングの選び方や注意点

ルーフィングは、屋根材の中でも重要な存在です。雨漏り予防には欠かせない建材です。

高品質の改質アスファルトは、ポリマーや天然アスファルトを加えていますので、耐摩耗性、耐流動性、耐剥離性、付着性などに優れています。

また、不織布と呼ばれる布素材を使っているルーフィングは、紙よりも丈夫で長持ちします。粘着層による施工が可能であれば、タッカー留めとは異なり、直接貼り付けますので、密着性が高まり雨水の浸入も確実に予防できます。粘着層にも夏用と冬用があり、施工時期に合わせて使い分けられています。

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