HOME » 屋根材の種類と特徴 » ガルバリウム鋼板屋根 » 【ガルバリウム屋根メーカー比較】人気6社を徹底解説!選び方とおすすめ商品も紹介
ガルバリウム鋼板屋根

そろそろ屋根のリフォーム時期かな?」
「新築の屋根材、何がいいんだろう?」
「ガルバリウム鋼板ってよく聞くけど、実際どうなの?」

そんな風に考えているあなたへ。
近年、軽くて丈夫、しかもおしゃれな屋根材として注目を集めているのがガルバリウム鋼板です。

でも、「種類がたくさんあって選べない…」「どのメーカーがいいの?」と悩んでしまいますよね。

この記事では、そんなガルバリウム鋼板屋根について、

  • どんな種類があるの?
  • 選ぶときのポイントは?
  • おすすめのメーカーと商品は?
  • よくある疑問や最終チェックポイントは?

といった疑問を、初心者の方にも分かりやすく、徹底的に解説します!
あなたにぴったりのガルバリウム鋼板屋根を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。

目次

そもそもガルバリウム鋼板ってどんな屋根材?

ガルバリウム鋼板は、簡単に言うと「サビに強く加工された金属の板」です。
鉄の板(鋼板)を、アルミニウム、亜鉛、シリコンの合金でメッキ(コーティング)しています。

昔ながらの金属屋根「トタン」も亜鉛メッキですが、ガルバリウム鋼板はアルミニウムの効果で3倍以上もサビに強いと言われています。

ガルバリウム鋼板屋根が人気の理由

  • 軽い!:瓦の1/10程度の重さ。家への負担が少なく、地震の揺れに強い!
  • 丈夫で長持ち!:サビに強く、耐久性が高い。メンテナンスの手間も比較的少ない。
  • おしゃれ!:スッキリとしたデザインで、モダンな家にも和風の家にもマッチ。カラーも豊富。
  • カバー工法に最適!:既存の屋根の上に重ねて施工する「カバー工法」に向いているため、リフォーム費用や工期を抑えられる場合がある。

最近では、さらに性能を高めた「SGL(エスジーエル)」という次世代ガルバリウム鋼板も登場しています。これは、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えて、サビにくさをさらにパワーアップさせたものです。

ガルバリウム鋼板屋根の種類を知ろう!葺き方で見た目も機能も変わる

ガルバリウム鋼板屋根は、屋根への葺(ふ)き方(施工方法)によって、大きく3つの種類に分けられます。見た目の印象や機能性が異なるので、好みや家の状況に合わせて選びましょう。

種類見た目の特徴機能的な特徴おすすめの家・状況
横葺き水平方向のラインが強調され、モダンで落ち着いた印象デザイン性が高い、複雑な屋根形状にも対応しやすい、断熱材一体型商品が多いデザインにこだわりたい、複雑な形の屋根、断熱性・遮音性を重視
縦葺き垂直方向のラインがシャープでスタイリッシュな印象雨水が流れやすく水はけが良い、緩い勾配の屋根にも対応可能、比較的安価で工期が短いシンプルモダンな家、雨が多い地域、屋根の勾配が緩い、コスト重視
平葺き瓦のように1枚ずつ葺き、フラットで意匠性が高い和風建築にも合う、デザイン性が高い和風・洋風問わずデザイン性を重視したい

横葺き(よこぶき)

屋根工事 屋根修理

屋根材を地面と平行になるように、横方向に葺いていく方法です。
凹凸のあるデザインやフラットなデザインなど、商品によって様々な表情を見せます。断熱材と一体になった高機能な製品が多いのも特徴です。

  • メリット: デザイン豊富、断熱性・遮音性の高い製品がある、複雑な屋根形状にも対応しやすい
  • デメリット: 縦葺きに比べてコストが高くなる傾向、緩すぎる勾配には向かない

縦葺き(たてぶき)

ガルバリウム 縦葺き

屋根の頂上から軒先に向かって、縦方向に長い板金を葺いていく方法です。
「立平葺き(たてひらぶき)」とも呼ばれます。雨水がスムーズに流れ落ちるため、水はけが非常に良く、雨漏りのリスクが低いのが最大のメリット。シンプルな直線ラインが、建物をスタイリッシュに見せてくれます。

  • メリット: 防水性が高い、緩い勾配にも対応、施工しやすく工期が短い傾向、コストを抑えやすい、太陽光パネル設置と相性が良い
  • デメリット: 横葺きに比べてデザインの選択肢が少ない、断熱材一体型の商品が少ない(遮熱・遮音性は劣る傾向)

平葺き(ひらぶき)

一枚ずつ加工した金属板を重ねて葺いていく方法です。
瓦のような意匠性の高いデザインが可能で、和風建築などにも用いられます。

  • メリット: デザイン性が高い、複雑な形状にも対応可能
  • デメリット: 施工に手間がかかりコストが高くなる傾向

※「平葺き」を横葺きの一種(フラットなタイプ)として分類している場合もあります。

▼ 縦葺きと横葺きの特徴についての詳しい内容はこちらをご覧ください

後悔しない!ガルバリウム鋼板屋根選びの重要ポイント

重要ポイント

たくさんの種類やメーカーがあるガルバリウム鋼板。どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。ここでは、選ぶ際にチェックしたい重要なポイントを5つご紹介します。

1. 品質と耐久性(サビにくさ・色褪せにくさ)

屋根は常に雨風や紫外線にさらされる過酷な環境。だからこそ、品質と耐久性は最重要ポイントです。

サビにくさ

長く使うなら、よりサビに強いSGL(エスジーエル)を採用した製品がおすすめです。

参考:日鉄鋼板株式会社 SGL

色褪せにくさ

表面の塗装(塗膜)の種類によって、色褪せのしにくさが変わります。フッ素樹脂塗装は、一般的なポリエステル樹脂塗装よりも長期間、美しい色合いを保ちやすいです。

2. 保証

メーカーが設けている「穴あき保証」「赤さび保証」「塗膜保証」の年数や内容をしっかり確認しましょう。長期保証が付いている製品は、品質に自信がある証拠とも言えます。

3. 機能性(断熱性・遮熱性・遮音性)

快適な暮らしのためには、機能性も大切です。

断熱性・遮熱性

金属屋根は熱を伝えやすい性質がありますが、断熱材一体型の製品を選べば、夏は涼しく冬は暖かく過ごしやすくなります。表面に遮熱性の高い塗装が施されているかもチェックしましょう。冷暖房効率が上がり、省エネにも繋がります。

遮音性

金属屋根の弱点として「雨音が響きやすい」ことが挙げられます。これを軽減するためにも、断熱材一体型や裏面に制振材が貼られている製品がおすすめです。

4. デザインとカラー

屋根は家の印象を大きく左右します。

家のスタイルとの調和

モダン、シンプル、和風など、家の外観デザインに合った形状や色を選びましょう。

カラーバリエーション

メーカーや製品によって色の選択肢は様々。豊富なラインナップから選べると、より理想に近い仕上がりになります。

汚れの目立ちにくさ

一般的に、中間色(グレー、ブラウン、シルバーなど)は汚れが目立ちにくいと言われています。つや消しタイプは落ち着いた印象ですが、光沢のあるタイプの方が汚れは流れ落ちやすい傾向があります。

▼ ガルバリウム屋根の色選びに迷ったら…こちらの記事をご覧ください

5. 価格とコストパフォーマンス

初期費用だけでなく、メンテナンス費用も含めたトータルコストで考えましょう。

製品価格

高機能な製品ほど価格は高くなりますが、その分、耐久性が高くメンテナンス頻度を減らせる可能性があります。

工事費用

葺き方や屋根の形状、面積、既存屋根の状態(葺き替えかカバー工法か)によって変動します。

保証期間とのバランス

価格と保証内容を比較し、納得できるコストパフォーマンスの製品を選びましょう。

6. メーカーの信頼性とアフターサービス

長く安心して使うためには、メーカーの信頼性やサポート体制も重要です。

実績

長年の実績があるメーカーや、多くの施工事例を持つメーカーは信頼性が高いと言えます。

アフターサービス

定期点検や万が一の際の対応など、アフターサービスの内容も確認しておくと安心です。

【徹底比較】おすすめガルバリウム鋼板屋根メーカーと代表商品

ここでは、主要なガルバリウム鋼板屋根メーカーとその代表的な商品をご紹介します。それぞれに特徴があるので、比較検討してみてくださいね。

メーカー名代表商品代表商品素材葺き方断熱材保証(穴あき/赤さび/塗膜)価格帯目安(※)こんな人におすすめ
アイジー工業スーパーガルテクト高耐久SGL
断熱材一体型
遮熱性・遮音性・防水性に優れる
実績No.1の人気商品
SGL横葺き一体型25年/20年/15年とにかく高耐久・高機能な屋根にしたい、実績重視
ニチハ横暖ルーフα SSGL
断熱材一体型
優れた断熱性
スーパーガルテクトと同等の保証
比較的安価
SGL横葺き一体型25年/20年/15年中~高高機能でコスパも重視したい、断熱性を特に重視
ケイミュースマートメタルシンプルデザイン
軽量
裏打ち材で遮音性も考慮
コストパフォーマンスが高い
GL横葺き裏打ち材25年/20年/15年コスパ良くシンプルな横葺きにしたい
淀川製鋼所 (ヨドコウ)ヨドHyperGLカラーシリーズ豊富なカラーバリエーション
優れた遮熱性
サビに強い独自技術
縦葺き・横葺きなど多様な形状に対応
GL/SGL多様別途25年/-/- (製品による)中~高色にこだわりたい、デザインの選択肢が欲しい
日鉄鋼板(素材メーカー)ガルバリウム鋼板・SGLのトップメーカー
多くの屋根材メーカーに素材供給
GL/SGL(屋根材メーカーが採用)
JFE鋼板(素材メーカー)高機能なガルバリウム鋼板素材を開発・供給(フッ素塗装など)GL/SGL(屋根材メーカーが採用)
稲垣商事スタンビー人気の縦葺き(立平葺き)商品
オプションで断熱材・制振材の貼り付け可能
GL/SGL縦葺き別途製品によるシンプルな縦葺きにしたい、断熱性なども付加したい
元旦ビューティ工業元旦一文字Sデザイン性の高い金属屋根が得意
横葺き・縦葺きなど豊富なラインナップ
GL/SGL多様製品による製品によるこだわりのデザインを実現したい
月星商事MS T2ワイド日本製鉄グループ
縦葺き商品が得意
GL/SGL縦葺き別途製品による信頼性の高い縦葺きを選びたい
福泉工業シルキーG2コストパフォーマンスに優れた横葺きGL横葺き一体型製品によるコスパの良い断熱材一体型の横葺きを探している
リクシルT・ルーフ天然石粒付き鋼板
洋風デザイン
軽量で高耐久
通気層を確保できるタイプあり
GL横葺きなし製品による洋風のおしゃれなデザインにしたい、石粒の質感が好き
ディートレーディングディプロマットスター 天然石粒付き鋼板
デザイン豊富
軽量
GL横葺きなし製品による個性的なデザインの石粒付き鋼板を探している
伊藤忠建材スカイメタルルーフ天然石粒付き鋼板
独自の棟換気構造を持つ製品あり
GL横葺きなし製品によるデザイン性と機能性(棟換気など)を両立したい(石粒付き)

※価格帯目安は、製品本体のおおよその相対的な価格イメージです。実際の工事費用は、面積や施工条件によって大きく異なります。
※保証内容は製品や仕様によって異なる場合があります。必ず最新の情報をメーカーにご確認ください。
GL=ガルバリウム鋼板、SGL=エスジーエル鋼板(次世代ガルバリウム鋼板)

メーカー選びのポイント

  • 機能性重視なら
    アイジー工業、ニチハなど、断熱材一体型の高機能製品に強み。
  • コスパ重視なら
    ケイミュー、福泉工業など、性能と価格のバランスが良い製品も。
  • デザイン・色重視なら
    淀川製鋼所、元旦ビューティ工業、石粒付き鋼板メーカー(リクシル、ディートレーディング、伊藤忠建材など)は選択肢が豊富。
  • 縦葺き希望なら
    淀川製鋼所、稲垣商事、月星商事などが代表的。

屋根リフォーム、どう進める? 葺き替え vs 重ね葺き(カバー工法)

既存の屋根をガルバリウム鋼板にリフォームする場合、主な方法は2つあります。

  1. 葺き替え(ふきかえ)
    既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材(ガルバリウム鋼板)を葺く方法。
    • メリット: 下地(野地板や防水シート)も新しくできるので安心、屋根が軽くできる。
    • デメリット: 撤去費用がかかり、工期も長くなる。費用は高め(一般的な戸建てで120万円~)。
  2. 重ね葺き(かさねぶき)/ カバー工法
    :既存の屋根材の上から、新しい防水シートとガルバリウム鋼板を重ねて葺く方法。
    • メリット: 撤去費用がかからず、工期も短い。費用を抑えられる(一般的な戸建てで80万円~)。廃材が少ない。
    • デメリット: 屋根が少し重くなる。下地の状態によっては施工できない場合がある。既存屋根材の種類によっては不向き(凹凸が大きい屋根など)。

どちらが良いかは、既存の屋根の状態や予算によって異なります。専門業者によく相談して決めましょう。
※「差込葺き」という既存の屋根材に差し込む簡易的な工法もありますが、防水シートを新しくできないため、長期的な防水性には不安が残ります。しっかりリフォームしたい場合は、葺き替えかカバー工法がおすすめです。

▼ 縦葺き横葺きの特徴や費用について、詳しくはこちらの記事をご覧ください

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスってどうするの?

ガルバリウム鋼板は耐久性が高く、「メンテナンスフリー」と言われることもありますが、定期的な点検と簡単な清掃をすることで、より長く美しく保つことができます。

  • 基本的な清掃
    年に1~2回程度、水をかけてホコリや軽い汚れを洗い流しましょう。特に汚れが気になる場合は、柔らかいブラシや布で水洗いします。洗剤を使う必要は基本的にありません。
  • 注意点
    • 高圧洗浄機はNG!: 水圧で塗膜が傷ついたり、内部に水が入ったりする可能性があります。
    • 硬いブラシは避ける: 表面に傷がつく原因になります。
  • 定期点検
    専門業者に依頼して、5~10年に一度は点検してもらうと安心です。サビや傷、コーキングの劣化などがないかチェックしてもらえます。
  • 塗り替え
    色褪せが目立ってきたり、小さなサビが見られたりする場合は、塗り替えを検討しましょう。一般的に15~20年程度が目安ですが、立地条件や塗膜の種類によって異なります。

▼ ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスについて詳しい内容はこちらの記事をご覧ください

失敗しない!信頼できる業者選びのポイント

屋根 業者

ガルバリウム鋼板屋根の工事は、専門的な技術が必要です。満足のいく仕上がりのためには、信頼できる業者選びが非常に重要です。

  • ガルバリウム鋼板の施工実績が豊富か
    ホームページなどで施工事例を確認しましょう。特に、希望するメーカーや商品の施工経験があるかチェック。
  • 建設業許可や資格を持っているか
    「建築板金技能士」などの資格や、建設業許可(板金工事業など)があると、技術力の目安になります。
  • 丁寧な説明と見積もりか
    こちらの疑問にしっかり答えてくれるか、見積もりの内容が具体的で分かりやすいかを確認しましょう。「一式」ばかりの見積もりは要注意。
  • 保証やアフターサービスがしっかりしているか
    メーカー保証とは別に、工事に対する「施工保証」があるか確認しましょう。
  • 複数の業者から見積もりを取る
    少なくとも2~3社から見積もりを取り、内容や価格、対応を比較検討しましょう。

【Q&A】ガルバリウム屋根のよくある質問 まとめ

QA

ガルバリウム鋼板屋根について、気になる疑問をQ&A形式でまとめました!

保証期間内にサビや穴あきが発生したらどうすればいい?

まずは施工を依頼した業者に連絡しましょう。

保証書を確認し、メーカー保証の対象となるか、施工保証の対象となるかを確認します。保証適用には条件(定期的なメンテナンス実施など)がある場合があるので、保証書の内容をよく読んでおきましょう。

太陽光パネルは設置できますか?

はい、設置可能です。特に縦葺き(立平葺き)は、屋根に穴を開けずに専用金具で設置できる場合が多く、相性が良いとされています。横葺きの場合も設置は可能ですが、工法については業者とよく相談してください。

海が近い(沿岸部)けど、ガルバリウム鋼板は大丈夫?

ガルバリウム鋼板はサビに強いですが、塩害の影響を受けやすい沿岸部では、通常よりメンテナンスの頻度を上げる(こまめな水洗いなど)ことが推奨されます。

よりサビに強いSGL材や、耐塩害仕様の製品を選ぶ、フッ素塗装を選ぶなどの対策も有効です。メーカー保証の適用範囲が異なる場合もあるため、事前に確認しましょう。

メンテナンスは本当に年に1~2回の水洗いだけでいいの?

基本的にはそれで十分ですが、環境(交通量が多い道路沿い、工場地帯、沿岸部など)によっては、もう少し頻繁に汚れをチェックし、洗い流す方が長持ちに繋がります。また、落ち葉などが溜まりやすい箇所は、こまめに掃除しましょう。

小さな傷やサビは自分で修理できますか?

浅い擦り傷程度であれば、専用の補修塗料でタッチアップできる場合もあります。しかし、深い傷やサビが広がっている場合は、自己判断せず専門業者に相談することをおすすめします。不適切な処置はかえって状態を悪化させる可能性があります。

やっぱり夏は暑く、雨音はうるさいの?

金属の特性上、熱を伝えやすく音も響きやすい傾向はあります。しかし、最近の製品、特に「断熱材一体型」のものは、断熱性・遮熱性・遮音性が大幅に向上しており、これらの弱点はかなり軽減されています。屋根裏の換気をしっかり行うことも重要です。

カバー工法ができない場合はありますか?

はい、あります。既存の屋根材の劣化が激しい場合(下地まで腐食しているなど)、屋根の形状が複雑すぎる場合、既存の屋根材が重すぎる場合(瓦屋根の上にさらに重ねるなど)は、葺き替えが必要になることがあります。また、すでにカバー工法がされている屋根への再度のカバー工法は基本的にできません。

▼ 瓦屋根からガルバリウム屋根への葺き替えについてはこちらの記事をご覧ください

アスベストが含まれている屋根でもカバー工法できますか?

はい、可能です。カバー工法は既存の屋根材を撤去しないため、アスベスト飛散のリスクを抑えながらリフォームできるメリットがあります。ただし、自治体への届け出などが必要になる場合がありますので、業者に確認しましょう。

▼ アスベストについての詳しい内容はこちらの記事をご覧ください

工事期間はどれくらいかかりますか?

屋根の大きさや形状、工事内容(葺き替えかカバー工法か)によって異なりますが、一般的な戸建て住宅の場合、カバー工法で3日~1週間程度、葺き替えで1週間~2週間程度が目安です。天候によっても左右されます。

工事中は家にいられますか?騒音は?

基本的には家にいることは可能です。ただし、工事中は足場の上を作業員が歩いたり、屋根材を剥がしたり固定したりする音(ハンマー音、電動工具の音など)が発生します。特に葺き替え工事の場合は、カバー工法よりも騒音や振動が大きくなる傾向があります。事前に業者から工程や騒音について説明を受けておくと良いでしょう。

【チェックリスト】ガルバリウム屋根選び&業者選び 最終確認!

さあ、いよいよ具体的に検討!後悔しないために、以下の点を最終チェックしましょう。

□ 屋根材選び チェックリスト

  • 耐久性: 素材はサビに強い「SGL」? 保証(穴あき・赤さび・塗膜)の年数は十分?
  • 機能性: 夏の暑さ・冬の寒さ対策に「断熱材一体型」? 表面は「遮熱塗装」? 雨音対策はされている?
  • デザイン: 好みや家の外観に合う「葺き方」(横葺き/縦葺き)? 色や質感はイメージ通り?
  • コスト: 見積もり金額は予算内? 保証や耐久性を考えた長期的なコストパフォーマンスは納得できる?
  • メーカー/商品: 比較検討した結果、このメーカー/商品で本当に満足?

□ 業者選び チェックリスト

  • 実績: ガルバリウム鋼板屋根の施工実績は豊富?(ホームページや事例を確認)
  • 許可/資格: 建設業許可(板金工事業など)や関連資格(建築板金技能士など)はある?
  • 説明: こちらの質問に丁寧に答えてくれる?メリットだけでなくデメリットも説明してくれる?
  • 見積もり: 内容は具体的?(材料名、数量、単価、諸経費など) 「一式」ばかりでない? 不明な点はない?
  • 保証: メーカー保証とは別に、工事に対する「施工保証」はある? アフターサービスの内容は?
  • 比較: 他の業者(2~3社)からも見積もりを取って比較検討した?

まとめ:あなたにぴったりのガルバリウム鋼板屋根を見つけよう!

今回は、人気のガルバリウム鋼板屋根について、種類や選び方のポイント、おすすめメーカー、よくある疑問などを詳しくご紹介しました。

ガルバリウム鋼板屋根を選ぶメリットおさらい

  • 軽くて地震に強い
  • サビにくく長持ち
  • デザインや色が豊富でおしゃれ
  • カバー工法でリフォームしやすい

メーカーや製品を選ぶポイント

  • 耐久性: SGL素材やフッ素塗装、長期保証をチェック
  • 機能性: 断熱材一体型で快適性アップ
  • デザイン: 家のスタイルに合うもの、豊富なカラーから選ぶ
  • コスト: 初期費用とメンテナンス性、保証内容のバランスを見る

ガルバリウム鋼板屋根は、たくさんの選択肢の中から、あなたの家や予算、こだわりに合わせて最適なものを選ぶことができる、とても魅力的な屋根材です。

この記事やチェックリストを参考に、ぜひ納得のいく屋根選びをしてくださいね。そして、信頼できるパートナーとなる業者を見つけて、快適で安心な住まいを実現しましょう!

もし、どのメーカーや商品が良いか迷ったら、信頼できる屋根工事専門店に相談してみるのが一番です。実際のサンプルを見せてもらったり、プロの視点からアドバイスをもらったりすることで、より具体的にイメージを掴むことができますよ。

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