屋根瓦の補修は、雨漏り発生などの緊急の場合もありますが、じっくりと原因を突き止めた後に根本的な修理を実施したほうが、後々の住まいのトラブル発生を防ぐことができます。ここでは、よくある屋根瓦の修理料金の相場とできる限り安く済ませる方法について解説していきます。
屋根瓦の修理は10万円以内に収めよう!
瓦屋根は丈夫で耐久性の高い屋根材ですが、割れや欠け、ズレの発生により、雨漏りが発生し、放置すると、場合によっては、100万円単位の修理費用がかかってしまうことがあります。
屋根瓦の修理は、雨漏り発生などの不具合を発見した後、すぐに対処するだけで、数千円~10万円以内の修理費用で済むことがほとんどです。いきなりよく知らない屋根の修理業者に高額の修理工事の契約をしないように注意したいところです。
屋根瓦に関する修理費用は、いくつかのパターンに分けることができます。修理内容をよく理解し、工事料金の目安を知るようにしましょう。
漆喰補修工事3~10万円
瓦をしっかりと固定しているのが、漆喰です。漆喰が崩れたり、割れたりしてくると、瓦がズレ、雨漏りが発生しやすくなります。漆喰補修工事では、詰め直し工事や棟瓦取り直し工事などが行われます。漆喰の剥がれがひどく、ボロボロで重症の場合は、棟瓦の取り直し工事が行われ、費用も高額です。
雨樋修理 3千円~10万円
清掃や一部交換補修工事などが行われますが、費用は安く抑えられます。しかし、雨樋も20~25年程度で耐用年数を迎えます。雨樋を全部交換する場合は、足場代などもかかりますので、50万円以上の費用がかかることがあります。
瓦の差替え工事 1~5万円(一枚ごと)
瓦全体の葺き替え工事は高額ですが、一枚からでも差替え工事を請け負う瓦業者もたくさん存在します。ズレた瓦は瓦の納め直しが行われ、割れた瓦は一枚ごとに瓦の差替えが行われます。瓦の場合は、コーキングで補修するよりも、差替え交換のほうが簡単ですし、安心で長持ちします。
雨漏り修理工事 5~30万円
事前調査が最も重要です。目視点検や散水調査は無料の場合が多く、特殊な調査をすると、費用が上がります。雨漏りの正しい発生原因がわかれば、補修工事そのものは、瓦のズレ補修やコーキング補修などの一般的な瓦の補修工事と同じです。
屋根修理は火災保険の利用が可能な場合がある!
瓦の屋根修理は、高額になることもありますので、台風や豪雨などの自然災害による瓦屋根の破損や雨漏り被害は、火災保険を申請して、修理費用をできる限り安くしていきましょう。
被害内容や修理箇所が、火災保険の「風災」に認定されれば、かなりの確率で保険金が支払われます。申請はご自身で行いますが、書類の作成や見積書の作成、写真撮影などは工事を依頼する屋根修理業者に協力してもらう必要があります。
信頼できる屋根修理業者を探して、火災保険を申請し、できる限り安い価格で屋根の修理を行いましょう。
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