屋根のリフォーム工事は、いくつかの種類があります。屋根外装の工事をする初めての方に、基礎知識を簡単にまとめて解説していきます。
代表的な屋根材は三種類!
日本では、屋根といえば、瓦屋根がすぐに思い浮かびます。
現在、日本でよく使用されている屋根材は、三種類に絞ることができます。それは、瓦、スレート屋根、金属系の屋根の三種類です。
瓦
瓦は、見た目から分類すると、洋風瓦もありますし、和風瓦もあります。
製造方法から分類すると、釉薬瓦、無釉瓦、いぶし瓦などが代表的な瓦です。瓦は、粘土でできていますので重量があり、耐震性はよくありません。
しかし、断熱性や遮音性には優れています。
スレート屋根
石質の薄い板状の屋根材のことです。
値段も安く軽量で金属板よりも強度があります。カラーベストやコロニアルという商品名で呼ばれることがあります。
金属系の屋根
トタンやガルバリウム鋼板、チタンやアルミなどの錆びにくい素材がよく使われています。
軽量で高い耐震性があります。塗装や錆び止めなどのメンテナンスが必要です。
屋根リフォームも主に三種類
屋根のリフォーム工事は、補修工事などを除くと、大きくは三種類に分けることができます。
屋根の塗装工事、葺き替え工事、重ね葺きのカバー工法です。これらは、屋根の劣化状態に合わせて必ず行うリフォーム工事です。
塗り替え工事
屋根の塗り替え工事は、色あせなどの屋根表面の劣化症状が見られたときに行います。それ以外にも、屋根の色を新しい色に変えたいときにも塗り替えが行われます。
瓦のように塗装が不要な場合もありますが、スレートや金属製の屋根では、塗料の耐用年数を目安に塗り替え工事が行われます。
しかし、屋根そのものが劣化し、耐用年数を過ぎてしまった場合は、屋根の葺き替え工事を実施したほうがいい場合があります。
葺き替え工事
屋根の葺き替え工事は、今ある古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。どんな屋根材でもいずれは劣化し、使えなくなりますので、葺き替え工事を実施すべき時がやってきます。
屋根リフォーム工事では、費用が最も高額で、工事も長期間かけて行われます。
防水シートや下地材なども一新しますので、雨漏りがひどい状況になっている場合にも有効な屋根工事です。
カバー工法(重ね葺き)工事
カバー工法は、屋根の葺き替えではなく、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せてしまう工法です。
カバー工法は、屋根の重ね葺きのことです。下地がそれほど傷んでいないことが前提で、劣化症状がひどいと葺き替え工事が行われます。
カバー工法なら、古い屋根の撤去や処分費用が不要です。
二重屋根になり、遮音性や断熱性も高まります。総重量が重くなりますので、耐震性を損なう場合があり、新しい屋根材には軽量のものを使用します。
瓦屋根は、同じ瓦に葺き替えるパターンが多く、場合によっては、葺き直しも選択できます。
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