屋根の葺き替え工事には、高い費用がかかりますが、建て替えではないので、コストパフォーマンスをよく考えた屋根材選びをしなければなりません。そうした意味から、耐震性を重視した軽量金属瓦への葺き替え工事が行われることがあります。
耐震性向上が目的の軽量金属瓦への葺き替え
瓦やスレート屋根などの人気の屋根材には、それぞれに寿命があり、目安となる耐久年数が決まっています。耐久性の低下した屋根は、葺き替え工事を実施しなければなりません。
その際に、古い建物の耐震性を向上させるために、瓦などの重い屋根ではなく、より軽量の金属瓦に葺き替える場合があります。
金属製の瓦は、軽量で価格と耐久性能のバランスに優れており、葺き替え時にもよく選ばれています。
各屋根材の葺き替え推奨時期
建物よりも耐久性能が高いと言われている屋根ですが、屋根材ごとに耐久年数が決まっています。
日本瓦でも、釉薬瓦は60年、釉薬なしの瓦は40年、セメント瓦は20年と、同じ瓦でも素材により耐久年数が大きく異なることがわかっています。
スレート屋根は20年、金属屋根は20~30年、トタン屋根は10年が耐用年数の目安です。
葺き替えによるさまざまなメリット
戸建て住宅の場合は、軽量の金属屋根に葺き替えることで、耐震性が向上します。
重い陶器瓦から金属製の屋根に葺き替えるだけで、重量が10分の1になり、耐震性が向上します。
その他、接合部の補強や基礎の性能を向上させたり、耐力壁を増設したりする耐震性向上工事も同時に行われます。屋根の葺き替えにより、使用する資材の性能も向上しますので、耐久性能が上がり、修理やメンテナンスの回数も減ります。
おすすめの金属瓦と施工費
・成型ガルバリウム鋼板
施工費1平米あたり6500円
施工性だけではなく、メンテナンスも容易です。葺き替えで最も採用されている屋根材です。日本瓦風にデザインされたガルバリウム鋼板もあります。すでに20年以上の販売実績があり、さらに耐久性も向上しています。
・ジンカリウム鋼板
施工費1平米あたり6500円
屋根の表面に天然石を付着させた屋根材です。天然石により色あせしません。韓国製やニュージーランド製が多くなっています。
・瓦棒
施工費1平米あたり4900円
鋼板と垂木を組み合わせた金属屋根です。ガルバリウム鋼板を使用しています。工事費用が低額です。
・立平
施工費1平米あたり4800円
瓦棒の棒をなくした屋根です。工事費用が低額です。現在は、瓦棒よりも立平に人気が出ています。
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