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ルーフィング 屋根工事

ルーフィングは屋根材より大切だと言われます。
特に防水性能に関しては、最も効果の高い素材です。
瓦やスレート材が破損しただけで雨漏りがしないのも、ルーフィングのおかげです。
そのルーフィングの重要性について解説します。

ルーフィングとは防水紙のこと

アスファルトルーフィング

ルーフィングとは、屋根の下に敷く防水シートです。
日本語なら「屋根下葺き材」といった呼び方になります。

ところが、あまり目立たない建材で屋根の下に敷くので、屋根を設置すると全く見えなくなります。
そのため、見積書などにルーフィングの名称が書かれていても、ほとんど見ることはなく、施工会社が指定するルーフィングシートをそのまま使用することがほとんどです。

ルーフィングがあるからこそ、その防水性能が発揮され、雨の室内への浸入を防ぐことができ、建物を維持することができます。
ルーフィングのおかげで雨漏りを完全に防ぐことができる、と考えることもできます。

どれも同じように見えるルーフィングですが、素材にもいろいろなものがあり、高温や氷点下になっても劣化しにくく長期間の利用に耐える素材を使用しています。

雨漏りの原因となるルーフィング

雨漏りを防いでいるのは、ルーフィングだといってもいいでしょう。
日本瓦やスレート、板金なども雨を防ぎますが、完全に防ぐことはできません。
暴風雨になれば、屋根材の隙間から雨水が浸入しますので、最後の砦となるのは、ルーフィングです。

屋根材に高価で良質な素材を使用しても、結果的にルーフィングの破損で雨漏りが発生します。
このことから考えても、いかにルーフィングが大切な建材であるのか、ということがよくわかります。

屋根の下にあるルーフィングは、築20年もたつと、経年劣化によりパリパリになり破れやすくなっています。
防水機能が失われていれば、簡単に雨漏りしてしまうのです。

高機能で高価格のルーフィング材

遮熱ルーフィング

ルーフィングにもいろいろな種類があります。
大きく分けると、アスファルトルーフィング、改質アスファルトルーフィングがあります。
コストの安いアスファルトの他、合成ゴムや合成樹脂を加え、耐久性を高めたルーフィングが、改質アスファルトルーフィングです。

温度変化だけではなく、伸びや曲げへの追従性や伸縮性も高くなっており、高機能で長持ちします。

ルーフィングの固定方法も2つあり、ホッチキスに似たタッカーで留める場合は、小さな穴が空きますので、雨水が浸入しやすくなります。
粘着式であれば、ルーフィングをそのまま接着するため、穴が空きません。

結果的に改質アスファルトルーフィングを使い、粘着式で固定すると、最も耐久性の高いルーフィングが完成します。

ルーフィングに耐用年数や保証はある?

下葺き(ルーフィング)

先ほどもご説明したように、高性能の改質アスファルトルーフィングを使い、粘着式で固定すると、耐久性の高いルーフィングが完成します。屋根材と同様にルーフィングのメンテナンスや交換は、そう簡単にできるわけではありません。
特に屋根の下に敷いているルーフィングだけを交換することは、大変な手間と費用がかかります。

古いルーフィングの耐用年数は20年程度だと言われています。
雨漏りはルーフィングが原因だということがわかれば、屋根の葺き替えやメンテナンスとルーフィングの交換やメンテナンスの時期を合わせたほうがいいということになります。

ルーフィングには耐用年数の目安を記載しているところもありますが、実際には保証もなく耐用年数が決まっていないようです。
雨漏りだけではなく、経年劣化で自然に破損しますので、時期が来たら、交換や補修を依頼したほうがいいでしょう。

最近では、従来のルーフィングより2倍以上の耐用年数のある商品も発売されています。
長寿命防水により、約60年の耐久性を実現したマスタールーフィングなど、業者の言いなりではなく、ルーフィングも自分で良い物を調べて選びましょう。

まとめ

屋根材よりも重要なルーフィングは、雨漏りを防ぐ最後の砦としての役割を持っています。
業者はルーフィングについては、あまり提案をしてくれません。
より耐久性の優れたものを自分で調べて業者に使ってもらいましょう。

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