屋根の素材により、塗装が必要となります。
建築用の塗料はその種類だけでも数千種類あると言われています。
専門家でも間違うことの多い塗料選び。
それぞれの塗料の特徴を知り、正しい塗料選びを行いましょう。
屋根に使われる主な塗料の種類
瓦屋根には塗装は不要ですが、トタンやスレートなどの屋根材であれば、定期的に再塗装を行うことで、屋根表面の性能が最大限に発揮され、耐用年数以上の寿命も期待できます。
屋根塗料を大まかに分類すると、ウレタン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、シリコン樹脂塗料、遮断熱塗料とに分けることができます。
ウレタン樹脂塗料が、耐久年数は7~8年程度です。
フッ素樹脂塗料は、値段が高価なため、高層ビルに使用されることが多く、耐久年数は15年~20年程度です。
シリコン樹脂塗料は、汚れにくく耐久性も高いうえに湿気も防止します。
10~15年程度の耐久年数です。
遮断熱塗料は、熱を遮断できる塗料で真夏や真冬でも室内で快適に過ごせます。
耐久年数が長く10年以上あります。
塗料のお値段は、耐久年数に比例して高くなる傾向があります。
塗料選びのポイントとは?
塗料は大きく分類すれば数種類ですが、色や機能などを考慮すれば、塗料の種類は数千種類になります。
これらの屋根の塗料を選ぶには、どのようなポイントがあるのでしょうか?
塗料選びのポイント①耐久年数
屋根は劣化しますが、塗料もそれ以上に劣化しやすい材料です。
そのため、できる限り耐久年数が長く、それに加えて耐熱性や耐水性の高いといった機能性の高い塗料を選ぶと塗り替えの時期も長くなり、屋根材の寿命も延びます。
塗料選びのポイント①価格
塗料の価格が高ければ、品質も高くなります。
しかし、屋根の塗装は、専門知識と専門技術を持った職人が行います。
高性能の塗料は、一定の厚みで塗ることにより最大限の効果が期待できます。
こうしたことを考えると、屋根塗装の経験・実績が豊富で、高い技術を持った職人の多い屋根塗装業者に工事を依頼すべきでしょう。
耐久年数と単価の関係
屋根の塗料の耐久年数は、5年から20年程度の幅があります。
耐久年数が短すぎると、塗り替え時期が早まり、結果的にトータルのメンテナンス費用が高額になってしまいます。
最も短い耐久年数であるアクリル塗料は、あまり使われなくなっていますが、単価が安ければ、耐久年数も短くなっています。
屋根塗装の際には、足場設置費用が高額のため何度も塗り替えを行うと損をしてしまいます。
屋根の上のメンテナンスはめったに行うものではありません。
できれば、メンテナンスの手間のかからない、耐久年数が長めの塗料を使用し、屋根の塗装や塗り替えを実施すべきです。
また、屋根塗装のメンテナンスの見極めも難しく、専門家でないとそのタイミングを逃してしまう場合があります。
今使用している塗料の耐久年数や性質をよく知り、ベストのタイミングで長寿命の屋根塗装を実施することで、その後のメンテナンスの手間も不要になります。
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