重厚で見た目にも美しい和瓦、デザインにもバリエーションがあり、洋瓦なども大人気です。
瓦は頑丈だと言われていますが、破損や瓦のズレが発生した場合は修理しなければなりません。
瓦の補修方法と工事費用相場についての話題です。
1.瓦屋根の部分補修工事
屋根に使われる瓦は、一枚一枚独立しています。
そのため、瓦に限っていえば、破損した箇所を補修したり、瓦を交換したりすることで部分的な補修工事が可能です。
また、瓦や屋根の下地など屋根全体の経年劣化により全面的に交換しなければならない場合もあります。
厳密にいえば補修というわけではなく、リフォームによる屋根の葺き替え工事です。
部分補修工事は、比較的安く済みます。高くても30万円です。瓦を数枚交換するだけなら、数万円で修理が可能です。
瓦以外にも漆喰の劣化や剥がれも発生します。
漆喰の塗り直し工事は、漆喰のほうが経年劣化が早いので、瓦の補修工事よりも頻繁に行われています。
瓦がちょっとズレただけなら、自分で屋根の上に昇り補修してしまう人もいますが、専門業者に定期的な点検を依頼したほうが安心ですし、素人では発見できない屋根トラブルを発見できます。
2.屋根の葺き替え工事はリフォームで
屋根の補修方法の中でも最も大がかりな工事といえば、屋根瓦の葺き替え工事です。
工事費用も100万円を超え、150万円前後が相場になっています。
葺き替え工事が高額になる理由は、屋根全体をもう一度やり直すことになるからです。
下地の補修ではなく、野地板の張り替えや棟板金工事なども再度やり直し工事を行います。
また、古い屋根瓦を再利用しない場合は、新しい瓦の費用と古い瓦を撤去し処分する費用までかかります。
瓦の耐用年数は50年以上とも言われていますが、瓦よりも建物がだめになりやすく、雨漏りが発生しているなら、瓦以外の屋根材の箇所で何らかのトラブルが発生しているので、補修あるいは交換工事を行うことをおすすめします。
3.火災保険で修理する場合は負担はゼロ円になることも
破損の原因が、自然災害によるものであれば、火災保険の補償範囲になりますのでゼロ円で修理できることがあります。
原因が老朽化によるものなら利用できませんが、台風や強風による「風災」が原因の雨漏りや屋根の破損は、火災保険での修理が可能です。
あくまでも申請後の保険会社による調査結果次第ですので、ご自身で判断できない場合は、保険会社に確認してください。
火災保険で無料修理ができるという申請サポート業者も存在しますが、参考程度に話を聞き悪徳業者も多いので依頼するしないは、ご自身で判断してください。
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クイック屋根工事
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「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
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