初めての瓦の工事や注文住宅において、見積もり依頼や業者選びをする場合は事前知識とちょっとしたコツがあれば、適正な価格での瓦工事が実施できます。
本記事では見積書の判断や業者選びのコツをいくつかご紹介します。
1.瓦工事の種類と価格相場の目安を知る
瓦に関する修理や葺き替えの目安となる価格相場を知ることで、瓦工事・瓦修理工事に関する内容や妥当な価格であるかどうかを判断しやすくなります。
ポイントは、見積もり内容が明確になっているかどうか、相場価格から乖離していないかどうかです。
瓦工事には、漆喰補修、瓦交換工事、葺き替え工事などがあります。
瓦の交換や補修工事は、瓦一枚単位での補修工事が多く、大変安い値段で修理できます。
最も高額な瓦の葺き替え工事では、瓦の葺き直しや瓦から他の屋根材への葺き替えなどの各種パターンがあり、値段も全く異なりますのでそれぞれの価格相場をよく確認してください。
2.見積もり時の注意点
提案された見積書の内容と担当した営業マンの対応などはしっかりとチェックしましょう。
少しでも疑問に思った点があり、営業マンの説明では解消できなかった場合は、別の瓦工事業者に見積もりを依頼し、同じことを質問してみましょう。
質問に対してあやふやな回答をする営業マンはどんなに親切な人であってもNGです。
さらに、高すぎる諸経費、よくわからない工事内容が書かれている見積書には注意が必要です。
使用する建材とサイズ・数量など、一目でわかる見積書でなければなりません。
また、見積書を確認する際は、価格の確認はもちろんですが、計算式も間違っていないのかをよく確認してください。
3.工事の依頼は瓦専門業者がベスト
瓦工事は、瓦が専門の業者がベストです。トタンやガルバリウム鋼板なら板金業者が得意とするところです。
屋根材の種類、工法によって相談や工事を依頼する業者を変えたほうがいいでしょう。
屋根も取り扱う総合リフォーム業者では、あらゆるお住まいに関する工事の相談を受け付けていますが、実際には瓦工事業者などの外注業者が瓦工事を行うケースが多く、その分中間マージンが上乗せされてしまいます。
屋根や瓦のことがよくわからない人は、大手のリフォーム業者やハウスメーカーに相談してしまうようですが、瓦などの専門知識を必要とする工事は、腕のある職人のいる瓦専門業者がおすすめです。
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