カバー工法は、既存の屋根の上に重ね葺きを行う屋根の葺き替え方法です。
コロニアルに代表されるスレート屋根からのカバー工法による葺き替え工事が多く、新しい屋根材はスレートよりも軽量で手頃な価格、機能性が向上したガルバリウム鋼板を選ぶパターンが主流です。
アスベストを含むスレートの葺き替えは費用が高額です!
スレート屋根は、一時期流行した屋根材です。
少し古い建物には、スレート屋根を採用していることが多く、その葺き替え時期を迎えています。
屋根は経年劣化も早く、放置していると、雨漏りの直接の原因になることが多いので要注意です。
スレート屋根の葺き替えで既存の屋根材を残したままのカバー工法をおすすめする理由は、既存のコロニアル・スレートの撤去処分費用が不要であることです。
古い屋根材には、アスベストを使っていた時期もあり、アスベストを含んだスレートの撤去は処分方法も特殊で費用も高額です。
カバー工法による屋根の重ね葺きで工事日数を短縮でき、工費費用を抑えることができます。
ガルバリウム鋼板へのカバー工法による葺き替え工事が安い!
スレート屋根から新しい屋根材に葺き替える場合は、重ね葺きによるカバー工法が多いという説明をしました。
後にご説明しますが、他にも使える屋根材があります。
そして、カバー工法ができない屋根材もあります。
一般的なパターンとして、コロニアル・スレートからの重ね葺き(カバー工法)は、ガルバリウム鋼板を採用しているはずです。
ガルバリウム鋼板は、素材が金属ですが、軽量で耐久性も高いことが大きな特長です。
重ね葺きにすることで、断熱材を使うことができますので、金属屋根にあるデメリットも解消できます。
スレート屋根からガルバリウム鋼板へのカバー工法による葺き替え工事では、一週間以内に工事が完了し、かかる費用も100万円前後と通常の屋根の葺き替えに比べると、手頃なお値段に落ち着いています。
カバー工法ができない屋根もあります!
屋根の重ね葺きカバー工法では、いろいろなパターンがあります。
コロニアル・スレートからの重ね葺きではガルバリウム鋼板を採用することが主流になっていますが、実際には他にもカバー工法ができる屋根材があります。
カバー工法ができる屋根材は、同じコロニアル・波型スレート、トタン、アスファルトシングル、折半屋根などです。
逆にカバー工法が利用できない屋根材は、瓦やセメント瓦です。
重量が重いのでカバー工法には不向きです。
また、スレート屋根そのものが劣化していて、その劣化具合が激しい場合は、カバー工法ではなく全面葺き替え工事を行います。
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