屋根の取付作業は、葺き替えや重ね葺きの際に行われますが、瓦やスレート、金属などの素材や場所などにより多少異なるとはいえ、定められた作業により行われます。そこでおおよその屋根の取付作業について、葺き替えや重ね葺きの工事のそれぞれのケースに分けて解説していきます。
屋根の葺き替え
屋根の葺き替えは、屋根の寿命が過ぎ、屋根材の劣化が著しいときに行われます。築年数20年を超えたとき、コロニアルやスレートなどの屋根材で劣化が著しいときなどが、葺き替えのタイミングです。工事内容は、屋根材と防水シートや野地板を撤去し、新しい部材に張り替えるものです。日数は一週間程度、費用は60~200万円です。
全体の流れは、棟板金を外した後、屋根材、防水シート、野地板を剥がしていきます。その後、新しい野地板、新しい防水シート、新しい屋根材、新しい棟板金の順番で設置していきます。
屋根の重ね葺き(カバー工法)
重ね葺きによる屋根の葺き替え工事は、カバー工法とも呼ばれています。既存の屋根はそのままになり、撤去費用や廃材処分費用がかかりませんので、コストを抑えたい場合に選ばれる施工法です。工事内容は、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねて取り付けていくものです。葺き替え工事よりも費用が安くなります。工事期間は5日~1週間です。費用は80~120万円です。
全体の流れは、最初に屋根を丁寧に洗浄します。高圧洗浄機などを使用します。既存の屋根材はそのままですので、その後は、屋根材を取り付けるために屋根の下地合板を取り付けていきます。その上に防水シートを敷き、新しい屋根材を取り付けていきます。作業工程が短くなり、葺き替え工事よりも短期間で工事が終了します。
屋根の取付時の注意点
見積前や工事前の現地調査はしっかりとやってもらうことが重要です。屋根の内部は複雑です。屋根下の野地板まで腐食していると、屋根の葺き替え工事を行わなければならないからです。カバー工法・重ね葺き工事を行う前には、既存屋根の野地板や防水シートの劣化症状をよく確認します。劣化症状がひどい場合は、屋根の葺き替え工事を選ぶしかない、と覚えておきましょう。
屋根工事により、雨漏りがなくなり、外観や見た目も美しくなります。そして、何よりもお住まいの資産価値が向上し、まだまだ住める建物へと生まれ変わります。
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