スレート屋根も経年劣化していきます。そのため、経年劣化に応じたメンテナンスが必要です。スレート屋根では、部分補修や葺き替え工事の他、塗装も重要なメンテナンス項目です。
今回は、スレート屋根の塗装費用について、すぐに知りたい方のための記事です。
スレート屋根には塗装が必要?いくら?
スレートには、天然スレートと人工のスレートがあります。多くのスレート屋根には、安価な人工のスレートを使用しています。商品名では、「コロニアル」や「カラーベスト」という名前をよく聞きます。
スレート屋根の塗装費用は、塗料のグレードによって塗装料金に差が生まれます。塗装費用の目安は、15~70万円です。屋根塗装でこうした差額が生まれる理由についても少し詳しく解説してみましょう。
スレート屋根塗装では選ぶ塗料のグレードに注意
スレート屋根に使用する塗料にもグレードがありますが、一般的には耐用年数が長くなるほど高額です。高額の塗料には、フッ素や遮熱・断熱機能などが付加されており、外観もきれいなまま長期間塗料の性能を維持することができます。
- アクリルは、耐用年数4~7年、1平米あたり単価は1200円~です。
- ウレタンは、耐用年数8~10年、1平米あたり単価は1800円~です。
- シリコンは、耐用年数10~12年、1平米あたり単価は2400円~です。
- フッ素は、耐用年数12~15年、1平米あたり単価は3200円~です。
- 無機は、耐用年数15~20年、1平米あたり単価は3800円~です。
今のお住まいにずっと住む予定なら、寿命が長く、塗り替え回数の少ないフッ素や無機塗料を選ぶほうがトータルコストでは安くなっていきます。
築7~20年の間に塗装メンテナンスが必要なスレート屋根
スレート屋根は、築20年以上たつと葺き替えの時期を迎えます。塗装のメンテナンス時期は、ちょうど、築7~20年の間です。
2回程度塗装した後、3回目の塗装時には、スレート屋根の葺き替えを検討すべき時期になります。
アクリルやウレタンなどの、グレードが低く耐用年数が短い塗料になると、20年で3回目の塗装工事が行われるケースもあり、結果として塗装費用総計が高くなってしまう点に留意しておきましょう。
また、足場代を節約するためにスレート屋根の塗装と合わせて、外壁の塗装が行われるパターンが増えています。
外壁も屋根と同じように経年劣化していく箇所です。同じように塗料の耐用年数により、適切な時期に塗装工事が行われます。
屋根と外壁の塗装時期を合わせて塗装工事を実施すると、足場代が節約できるメリットがあり、将来の塗装メンテナンスコストを抑えることができます。
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