屋根塗料は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、光触媒などのグレードに分かれており、他にも遮熱・断熱性、高い耐久性に優れた塗料が存在します。オススメはシリコン塗料だと言われていますが、シリコン塗料の特徴や人気ブランドについてもご紹介していきます。

コスパに優れたシリコン塗料

シリコン塗料の主成分は、アクリルシリコン・シリコン系の合成樹脂です。

シリコン塗料は、機能性、耐久性、価格の面などを総合的に見てバランスがよく、今現在では最も使用されている屋根塗料です。

価格が手頃ですが、決してダメな塗料ではなく、日本のような四季の移り変わりが激しい自然環境にもしっかり対応でき、信頼できる塗料として塗装業者からも選ばれています。

シリコン塗料の施工単価と耐用年数

シリコン塗料の施工単価は、1平米あたり1800~3500円です。
ウレタン塗料の倍の耐用年数を持ち、7~15年はそのまま使用していても問題ありません。

シリコン塗料よりもグレードが高く、高価なフッ素、無機、光触媒塗料は、寿命が長くなりますが、施工単価も高くなってしまいます。コスパを重視するなら、シリコン系塗料がオススメです。

オススメの屋根用シリコン塗料をご紹介

屋根用と外壁用のシリコン塗料は、その使用箇所が違いますのでよく確認して選んでください。ここでは、関西ペイント、日本ペイント、エスケー化研などの大手企業の安心できる屋根用シリコン塗料についてご紹介します。

日本ペイント「水性シリコンベストⅡ」

日本ペイントの「水性シリコンベストⅡ」は水性塗料のため、臭いや健康への影響が少なく、スレートやアスファルトシングルの屋根に使用するケースが多くなっています。ツヤ有、ツヤ消しなどにも対応している屋根用塗料です。

エスケー化研「ヤネフレッシュSi」

エスケー化研の「ヤネフレッシュSi」はスレートやセメント瓦に使用され、薄型の瓦屋根に対応した屋根用塗料です。高い遮熱性を持ち合わせています。カラーバリエーションが豊富ですが、重厚感のある黒、緑などの色も用意されています。

関西ペイント「スーパーシリコンルーフペイント」

関西ペイントの「スーパーシリコンルーフペイント」は速乾性に優れた屋根用塗料です。トタン、スレート、セメント瓦などに使用できます。古い塗膜の上から塗装できることから、塗り替え用の屋根用塗料としてよく選ばれています。弱溶剤・1液型ですが、2液型の「スーパーシリコンルーフペイント ハイブリッド」もラインナップされています。

塗料の機能で選ぶ場合

少々価格が高くなっても、耐久性や機能性の高い塗料のほうが何かと安心です。
例えば、遮熱機能、断熱機能、高耐久性を誇る塗料などがあります。

遮熱塗料は、赤外線を含む日光を反射させ、塗膜の表面の温度上昇を防ぎます。

夏の室内の温度も上がらなくなり、エアコンなどの光熱費も大幅に削減できます。
断熱機能は、熱を伝わりにくくする塗料の機能です。
熱の移動が抑えられ、屋根の下は、夏も冬も一定の温度を保てるような効果があります。

屋根用塗料では、耐久年数15年以上の塗料になると、高耐久性塗料として高い性能を持つ塗料に分類されます。15年以上の耐久年数なら、塗り替えの回数も減ります。結果としてランニングコストが減ります。フッ素や無機、光触媒塗料は、15年以上の耐久年数があります。予算に余裕があれば、付加価値の高い高性能塗料を選んでもいいでしょう。

まずは概算金額を知りたい方へ

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