屋根塗装の価格には相場が存在します。あなたの屋根塗装の見積り価格は適正価格でしょうか?工事を依頼する前に適正な価格相場を確認しておきましょう。
屋根塗装の価格がわかる価格一覧表をご紹介していきます。
1.スレート系(コロニアル)
1-1スレート系(コロニアル)屋根塗装の単価
※下塗り含む3回塗り ※税別
塗料 | 耐久性 | 単価 |
---|---|---|
シリコン塗料 | 5~6年 | 1,800~2,500円 |
シリコン塗料遮熱 | 5~6年 | 2,000~2,700円 |
フッ素塗料 | 8~10年 | 3,000~4,000円 |
フッ素塗料遮熱 | 8~10年 | 3,200~4,200円 |
無機塗料 | 13~15年 | 3,500~4,500円 |
無機塗料遮熱 | 13~15年 | 3,700~4,700円 |
断熱塗料(ガイナ) | 13~15年 | 4,000~4,800円 |
屋根工事の価格は、お住まいの地域、下地、勾配、面積など、さまざまな要因によって変わります。
あくまで目安としての価格ですので参考程度にお考え下さい。
1-2スレート系(コロニアル)屋根塗装の見積り例
※一般的な屋根(80㎡)、総2階、建坪35坪の建物を想定しています。※税別
項目 | 面積 | 単価 | 合計 |
---|---|---|---|
高圧洗浄 | 80㎡ | 300円 | 24,000円 |
屋根塗装(シリコン) | 80㎡ | 2,500円 | 200,000円 |
合計 | 224,000円 |
1-3スレート屋根のメンテナンス
昔ながらのトタン(亜鉛メッキ)の場合、3~5年周期で塗装をおこなう必要があります。
築30年以降は、葺き替え、カバー工法も視野に入れて検討してください。
ガルバリウム鋼板であれば、メンテナンスをしなくても20~30年は長持ちします。
表面の錆が出る前に再塗装をおこなえば、更に寿命は伸ばせます。
2.金属系(鋼板・トタン)
2-1金属系(鋼板・トタン)屋根塗装の価格
※下塗り含む3回塗り ※税別
塗料 | 耐久性 | 単価 |
---|---|---|
シリコン塗料 | 5~6年 | 1,800~2,500円 |
シリコン塗料遮熱 | 5~6年 | 2,000~2,700円 |
フッ素塗料 | 8~10年 | 3,000~4,000円 |
フッ素塗料遮熱 | 8~10年 | 3,200~4,200円 |
無機塗料 | 13~15年 | 3,500~4,500円 |
無機塗料遮熱 | 13~15年 | 3,700~4,700円 |
断熱塗料(ガイナ) | 13~15年 | 4,000~4,800円 |
屋根工事の価格は、お住まいの地域、下地、勾配、面積など、さまざまな要因によって変わります。
あくまで目安としての価格ですので参考程度にお考え下さい。
2-2金属系(鋼板・トタン)屋根塗装の見積り例
※一般的な屋根(80㎡)、総2階、建坪35坪の建物を想定しています。 ※税別
項目 | 面積 | 単価 | 合計 |
---|---|---|---|
高圧洗浄 | 80㎡ | 300円 | 24,000円 |
ケレンさび落とし | 80㎡ | 400円 | 32,000円 |
屋根塗装(シリコン) | 80㎡ | 2,500円 | 200,000円 |
合計 | 256,000円 |
2-3金属系屋根のメンテナンス
昔ながらのトタン(亜鉛メッキ)の場合、3~5年周期で塗装をおこなう必要があります。
築30年以降は、葺き替え、カバー工法も視野に入れて検討してください。
ガルバリウム鋼板であれば、メンテナンスをしなくても20~30年は長持ちします。
表面の錆が出る前に再塗装をおこなえば、更に寿命は伸ばせます。
3.厚形スレート瓦(セメント瓦)
3-1厚形スレート瓦(セメント瓦)屋根塗装の価格
※下塗り含む3回塗り ※税別
塗料 | 耐久性 | 単価 |
---|---|---|
シリコン塗料 | 5~6年 | 2,100~2,800円 |
フッ素塗料 | 8~10年 | 3,300~4,300円 |
無機塗料 | 13~15年 | 3,800~4,800円 |
屋根工事の価格は、お住まいの地域、下地、勾配、面積など、さまざまな要因によって変わります。
あくまで目安としての価格ですので参考程度にお考え下さい。
3-2厚形スレート瓦 屋根塗装の見積り例
※一般的な屋根(80㎡)、総2階、建坪35坪の建物を想定しています。 ※税別
項目 | 面積 | 単価 | 合計 |
---|---|---|---|
高圧洗浄 | 80㎡ | 300円 | 24,000円 |
屋根塗装(シリコン) | 80㎡ | 2,800円 | 224,000円 |
合計 | 248,000円 |
3-3厚形スレート瓦のメンテナンス
セメントと細骨材(砂)のモルタルが原料の屋根材です。基本的にスレート系屋根と同様の仕様で塗装します。
形状が和型、平型、S型など、平らなスレートよりも凹凸が深かったりするため、塗装の手間が増え工事価格も若干高くなります。
こちらも10年周期で塗装し、30年以降は、葺き替えを視野に検討してください。
凹凸が深いためカバー工法は不可です。
4.コンクリート瓦(モニエル瓦)
4-1コンクリート瓦 屋根塗装の価格
※下塗り含む3回塗り ※税別
塗料 | 耐久性 | 単価 |
---|---|---|
シリコン塗料 | 5~6年 | 2,600~3,300円 |
フッ素塗料 | 8~10年 | 3,800~4,800円 |
無機塗料 | 13~15年 | 4,300~5,300円 |
屋根工事の価格は、お住まいの地域、下地、勾配、面積など、さまざまな要因によって変わります。
あくまで目安としての価格ですので参考程度にお考え下さい。
4-2コンクリート瓦 屋根塗装の見積り例
※一般的な屋根(80㎡)、総2階、建坪35坪の建物を想定しています。 ※税別
項目 | 面積 | 単価 | 合計 |
---|---|---|---|
高圧洗浄 | 80㎡ | 300円 | 24,000円 |
屋根塗装(シリコン) | 80㎡ | 3,300円 | 264,000円 |
合計 | 288,000円 |
4-3コンクリート瓦のメンテナンス
セメント瓦より細骨材に対するセメントの割合が少ない屋根材です。
モニエル瓦は、製造過程で「着色スラリー層」と呼ばれる無機質着色材を厚く塗装します。
これが塗り替え時に大きな問題となります。
1mm以上もある厚い脆弱な着色スラリー層を高圧洗浄でしっかり取り除かず、不十分な状態で屋根塗装を行うと、1~2年で塗膜が剥離する恐れがあります。
そのためより入念な高圧洗浄と浸透性が高く、素地補強効果に優れる下塗り材を2回塗装する必要があります。下地処理の手間が増えることで価格も上がります。
こちらも10年周期で塗装し、30年以降は葺き替えを視野に検討してください。
凹凸が深いためカバー工法は不可です。
5.必要に応じて換算される工事
塗料 | 価格 |
---|---|
外壁足場 | 600~1,000円/㎡ |
屋根足場 | 600~1,000円/㎡ |
高圧洗浄 | 200~300円/㎡ |
ケレンさび落とし | 200~400円/㎡ |
縁切り(タスペーサー) | 300~500円/㎡ |
屋根工事の価格は、お住まいの地域、下地、勾配、面積など、さまざまな要因によって変わります。
あくまで目安としての価格ですので参考程度にお考え下さい。
6.屋根面積の簡単な求め方
<建坪35坪の総2階の建物の場合>
1階の建坪を算出 = 35坪÷2 = 17.5坪
平米面積に変換 = 17.5坪×3.3(係数) = 57.75㎡
軒の出と屋根の傾斜による面積の増加分を加える
57.75㎡×1.5(係数)
= 屋根の面積 約86.625㎡
業者がやっている面積の求め方
実際に屋根に登って測るか、建物の立面図に定規をあてて計算すればより正確です。
立面図は通常、実際の1/100の大きさです。計算した面積に100をかければ、実際の面積に変換できます。
7.業者が説明する塗料の耐久性は間違っている?
屋根面は日照時間が長く劣化の要因である紫外線が多く当たるため、外壁面に塗装した場合と比較して60~70%まで塗料の耐久性が低下します。
例)フッ素塗料は一般的に耐久性が15年~20年と言われていますが、それは外壁に塗装した場合であって、条件の厳しい屋根塗装では、8~10年で次回の塗り替え時期がきます。
そのため、屋根に使用する塗料は外壁で使用する塗料よりも耐久性が良い塗料をおすすめします。
8.遮熱塗料は本当に効果があるの?
遮熱塗料は実際のところどの程度効果があるのでしょうか?
塗料メーカーがおこなった実験によると、一般的な戸建て住宅に遮熱塗料を塗装した結果、
屋根表面で最大約12℃
屋根裏表面で最大約8℃
小屋根裏空間で約6℃
室内空間で約3℃の温度低下が確認されています。
室内温度を2℃下げれば10%の電気代を節約できると言われているので、15%の節電効果が期待されます。
小屋根裏空間のない倉庫や工場の鋼板屋根の場合、平均4.6℃の温度低下が確認されています。
5,000㎡の工場の屋根を想定したシュミレーションでは、夏季4カ月間(6-9月)室内設定温度を28℃の冷房運転を行った結果、596,300円の冷房費削減効果があるとのことです。
ただし、これらの実験は開口部(窓)が考慮されておりません。戸建て住宅の場合、夏場の室内温度の上昇は窓からの影響が強いため、実際のところ2階の大きな窓のある南向きの部屋では1℃下がればいいほうで、それを体感できるかどうかは微妙なところです。
遮熱・断熱塗料は小屋根裏空間のない倉庫や工場の方が効果は大きいです。
9.屋根塗装の見積り価格が高くなる例
外壁は塗装せず屋根だけ塗装する場合
屋根だけ塗装する場合でも、近隣が接近している場合には、飛散防止のため足場とメッシュシートが必要になります。
また、急勾配の屋根の場合には、安全のため建物全体に足場を設置しなければなりません。
なるべく屋根塗装は、外壁など建物全体のメンテナンスと同時期におこない、足場設置の回数を減らしたいところです。
見積もりを1社からしか取らない
屋根工事の見積りを1社からしか取らないで契約してしまう場合も、見積金額が高くなる要因の一つです。
見積りを他の業者から取らないことが業者に伝われば、競争意識が起こらず、高額の見積りを提示してくる可能性もあります。
「いくつかの業者に見積り依頼をお願いしている」と業者には伝えましょう。
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