トタン屋根は、低価格で軽量です。修理も安く済みます。
しかし、錆びやすいという欠点があります。
錆び止めを含めた塗装メンテナンスを何度か実施した後は、葺き替え工事なども行われます。
錆びやすいトタン屋根の補修方法
トタン屋根は金属製の屋根材です。
トタンは、安価な金属製の素材ですので、耐久性が低く、錆びやすいという弱点があります。
破損が見つかった場合でも、破損部位が狭い場合は、新しい材料を使って補修を行います。
錆びの発生は、トタンなどの金属屋根に必ず見られる症状です。
トタンの経年劣化は避けられず、錆びは、8年も経過すればどんなトタンにも見られるようになり、そのままにしていると腐食します。
腐食が進むと穴が空き雨漏りの発生原因となります。
錆びた箇所は、錆びをきれいに磨き、きれいに取り除いて補修します。
さらに錆び止め剤を塗り、塗料で上塗りを行います。
錆びの箇所だけの補修は、まだ錆びが進行していない場合のみ可能です。
錆びの進行により穴が開いてしまった場合は、部分補修ではなく、葺き替え工事が行われます。
塗装工事を行う場合
トタン屋根は金属製で低価格の屋根材ですが、耐用年数も短く8年以内で錆び止めを含めた塗装メンテナンス工事が必要です。
トタン屋根の塗装では、足場を組み、周囲を養生した後、高圧洗浄やケレン作業、下地処理を行います。
塗装工程は、下塗り、中塗り、上塗り工程を実施することが一般的です。
塗装に使う素材により耐久性が異なります。
シリコンやフッ素系の塗料、機能性の高い塗料は、高い耐久性があります。
トタン屋根の素材の耐用年数がそれほど長いわけではありませんので、必ずしも耐用年数の長い塗料を使う必要はありません。
メンテナンス時期に合わせて塗料選びを行います。
葺き替えや重ね葺き工事を行う場合
錆びの発生がひどい場合や経年劣化が進んだ場合は、トタン屋根の葺き替え工事が行われます。
新しい屋根材に葺き替える場合とカバー工法と呼ばれる重ね葺きを行う方法があります。
足場や下地調整、防水工事なども必要ですが、カバー工法では、古い屋根材の撤去や処分費用とその作業工程が不要になりますので、少しだけ費用が安くなります。
15~20年経ち、トタン屋根の葺き替えの時期を迎えたら、予算の問題もありますが、新しい屋根材を何にすべきかをよく検討したうえで、トタン屋根から新しい屋根材に変更することをおすすめします。
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