ひとくくりに屋根修理と言っても様々な項目があります。
例えば屋根塗装による修理や屋根素材の交換や防水工事など一つではありませんので、今回は屋根修理の方法別の耐用年数をご紹介したいと思います。
屋根塗装の塗料による耐用年数
- ウレタン塗料 3~6年
- シリコン塗料 6~10年
- フッ素塗料 10~15年
- 遮熱塗料 10~15年
- 光触媒塗料 10~15年
- 無機塗料 15~20年
このように屋根の塗装の塗り替えも塗料によって大きく変化します。
屋根は紫外線や太陽の光を直接あびるので、耐用年数が低いウレタン塗料を使用した塗装はあまりされることはないく、シリコン塗料がスタンダードになっています。
屋根素材による耐用年数の違い
・日本瓦 50年〜100年
日本瓦は日本で古くから使用されている瓦で、日本の気候などにも適しています。
また日本瓦の場合屋根塗装の必要がありません。
その耐用年数は50年〜100年とされていますが100年以上もつ瓦もあることから、屋根材の中では一番耐用年数が高いとされています。
しかし重量があるので、地震などの衝撃に弱く耐震性がないことが問題視されています。
・スレート瓦 20年~25年
ストレート瓦には天然のものと人工のものがあり、一般的に普及しているストレート瓦は人工のものになります。
人工のものはセメントと合成繊維と混ぜ合わせて作られており上から塗装がされています。
日本瓦よりも軽量で安価で設置できるので屋根材の中では最も普及しています。
・セメント瓦 30年~40年
セメント瓦とはセメントと砂で作成した瓦で以前は日本瓦と同じ形しかありませんでしたが、最近ではバリエーションが増えています。
経年劣化による色あせやコケが生えたりするので定期的なメンテナンスは必要です。
・ガルバリウム鋼板 30年~50年
ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛にシリコンを配合した合金メッキ鋼板で金属でありながらも錆びにくく軽いと言う特徴を持っています。屋根材としては大量生産できるので費用が抑えられて、長持ちするので人気が高いです。
防水工事の耐用年数
- ウレタン防水 10~12年
- シート防水 10~12年
- FRP防水 7~10年
- アスファルト防水 15~20年
防水工事は雨漏りを防ぐ大事な工事です。防水工事を怠るとメンテナンスで住む施工が大規模なリフォームになってしまったりする可能性もあるので、怠らないようにしましょう。こちらも素材によって耐用年数が異なります。
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