屋根の塗装は、基本的な屋根のメンテナンスとして知られ、耐久年数に応じたタイミングで行うのが普通です。
しかし、瓦屋根に限っていえば、屋根塗装が不要だと言われています。
その理由と瓦でも塗装が必要な場合について解説します。
瓦は塗装が不要だと言われています
日本家屋といえば、瓦です。陶器瓦とも言われます。
瓦は、昔から使われてきたこともあり、その耐久性や外観なども他の屋根材に比べると優れている点が多く、使用実績も豊富です。
陶器瓦は、無機質の材料です。
そのため、瓦そのものは半永久的に使用できます。
屋根の雨漏りや屋根のトラブルが発生する理由は、屋根の下地材の劣化や破損によるところが多く、それ以外では、地震や飛来物による衝撃で瓦がズレてしまったり、欠けてしまったり、割れてしまったりすることで起こることがあります。
このように瓦は、基本的にはメンテナンスが不要ですし、塗装も不要だと言われています。
瓦でも塗装が必要な場合
瓦には塗装は不要だとお伝えしましたが、それでも塗装を行う場合があります。
その場合は、メリットだけではなく、デメリットもあることを知っておいてください。
瓦塗装のメリット・デメリット
地震の多い地域、強風や突風の多い地域では、瓦が動いたり、振動で割れたりすることがあります。
ひび割れや欠損が起こった場合は、塗装を施すことで、ひび割れを覆うような塗膜が出きますので、瓦の強度を高めることができます。
また、経年劣化により紫外線が色あせを発生させてしまいます。
少しずつ色合いが悪くなっていきます。
アンティークやクラシックな雰囲気がお好みの方には気にならないとは思いますが、塗装を行えば、高級感のある瓦をいつまでもキープできます。
さらに和風ではなく、洋風の建物に瓦を使用する場合もお好きな色の瓦屋根の塗装を行うことができます。
瓦屋根の塗装を行う場合の注意点
瓦屋根には原則、塗装は必要ありませんが、塗装をする場合は、どんな塗料を使っても、経年劣化によりいずれは再度塗装によるメンテナンスが必要になります。
そのまま放置していると、次第に塗膜が剥がれてしまう現象が発生します。
瓦屋根には塗装の塗膜が固着しにくいというデメリットがあるからです。
劣化が進んだ後の再塗装は、費用も高額です。高圧洗浄などの下地処理も通常の屋根塗装よりも手間がかかります。
瓦屋根に登っての作業も危険を伴いますので、作業ができる職人も少ないのが現状です。
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