屋根の張り替え工事は大掛かりな大規模工事です。でも簡単におおよその値段の目安を知ることができれば、予算内でお好きな屋根材を選ぶ際の参考になるはずです。
本記事を読むことでおおよその値段の目安を知っていきましょう。
1.屋葺き替えで価格が決まるポイントとは?
屋根の葺き替えでは、その工程や使う材料で価格が決まります。その工程を順番に見ていきましょう。
最初は既存屋根材の撤去と処理に関する費用です。2004年以前に作られたスレートならアスベストを含んでいることが多く、届け出手続きが必要で処分費用が高額です。
瓦、金属屋根などにより処分費用も異なります。
下地補修では、野地板やコンパネの事前補修を行います。取り替え工事や重ね張りなどが行われます。
雨漏り対策には防水シート(ルーフィング)が絶対に必要です。破れたり剥がれたりしないようにしっかりと張り付けます。
新しい屋根材は、金属系、スレート系、粘土瓦などが選ばれます。
雨樋や棟、雪止めなどを設置する工事には別途費用がかかります。
高所での安全作業は、足場が重要です。屋根の勾配が急であれば必ず設置されます。
撤去作業も含めて費用が請求されます。
最後は管理費や諸経費です。交通費、駐車場代、廃材運搬費などです。
2.ガルバリウム鋼板
ここからは屋根材について解説します。
ガルバリウム鋼板は、施工費が140万円前後かかります。耐用年数は、10~20年前後です。 スレートからの葺き替え工事でよく選ばれる屋根材として人気が出てきています。
3.銅板
金属系でも人気が高く昔から使用されてきた実績もある安心の屋根材が銅板です。 施工費は260万円前後と高額になりますが、塗り替えメンテナンスや葺き替え工事が不要となっています。
4.化粧スレート
化粧スレートは、スレート系でも天然素材を使わず、価格の安い素材を使用しています。 施工費が110万円前後で、耐用年数は20~30年前後です。定期的な塗り替えメンテナンスが必要です。
価格が安いので昔はよく使われていた屋根材です。古いスレートのアスベスト問題では処理費用が高額になります。メンテナンスサイクルが短く手間がかかるというデメリットがあります。
5.瓦屋根(粘土瓦)
重量が重いので、耐震性の不十分な構造躯体には葺き替えができません。しかし、最近では軽量で長寿命の瓦素材が登場しています。
施工費は180万円前後です。塗り替えメンテナンスは不要ですが、瓦の割れや漆喰の補修・メンテナンスは必要です。
こうしてみると、初期費用は高額ですが、金属系の銅板は、ランニングコストが最も安くなりメンテナンスも不要ですので長期間安心してお住まいになれるはずです。
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