普段あまり目の届かない屋根ですが、実にさまざまな屋根の形状と勾配があります。
今回は、屋根の形状と勾配についてご紹介します。
よくある屋根の形状とは?
屋根の形状は一つだけではありません。
6つ以上の形状があり、組み合わせて屋根を形成し、建物が建てられています。
その屋根の形状とは、方形造り(ほうぎょうづくり)、招き造り(まねきづくり)、切妻屋根(きりづまやね)、越し屋根(こしやね)、寄せ棟造り(よせむねづくり)、入母屋屋根(いりもややね)、片流れ(かたながれ)、陸屋根(ろくやね)などが代表的です。
屋根の形状が違うと、屋根の傾斜の度合いも違います。
同じ屋根の形状でも、お住まいの地域の平均風速、降雨量、積雪量などの気候条件により、可能な限り屋根勾配を調整してから屋根を設置しています。
切妻屋根・越し屋根
切妻屋根(きりづまやね)
越し屋根(こしやね)
寄せ棟造り・入母屋屋根
寄せ棟造り(よせむねづくり)
入母屋屋根(いりもややね)
片流れ・陸屋根
片流れ(かたながれ)
陸屋根(ろくやね)
屋根の形状から屋根勾配が決まります!
屋根勾配で最もよく採用されるのが、4寸勾配です。
雨漏り発生率が低く、足場も不要です。
どの屋根材にも適しているため、スタンダードな屋根勾配です。
また、屋根の形状だけではなく、屋根材も考慮すると、必要最低勾配が決まります。
勾配が足りないと、雨漏りが発生しやすくなり、屋根材が吹き上げたりし、トラブルが発生します。
トタンなどの金属屋根は1寸勾配以上、スレート屋根は3寸勾配以上、瓦屋根は4寸勾配以上です。
急勾配であれば、耐久性も高く、雨漏りも発生しにくくなります。
屋根裏空間の確保も急勾配なら可能です。
緩勾配であれば、風の影響を受けることなく、設置時に足場も不要でコストを抑えることができます。
合わせて読みたい「屋根のコラム」
クイック屋根工事
私たちクイック屋根工事は、日本全国で建物の屋根を中心に、あらゆるリフォーム工事を手がけています。
【累計6,000件以上の施工実績】
屋根葺き替えや屋根カバー工事、屋根塗装、防水工事から、雨樋の修理、内装工事まで幅広い工事に対応。独自の全国派遣ネットワークにより、迅速な対応が可能です。各地で培った経験をもとに、地域の気候や建築様式に適した最適な修理方法をご提案いたします。
【専門資格を持つ職人が対応】
弊社では、厳しい加盟条件を満たした専門修理業者をご紹介します。すべての業者が「一級建築士」「屋根工事技士」などの資格を持つ専門家による監修のもと、豊富な経験を活かした施工を行います。
【お客様の声】
「兵庫県姫路市で屋根修理をお願いしましたが、親切な対応と確かな技術で大満足です!」(50代・女性)
「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
屋根やお家のリフォームのことなら、お気軽にご相談ください。