トタン屋根は、高度成長期に流行したこともあり、今でもいろいろなところで見かける屋根です。
しかし、新規でトタン屋根を見かけることは少なくなっています。倉庫や事務所では使われることもありますが、安っぽく見えるのでお住まいのトタン屋根は古くなったら別の屋根材に張り替え(葺き替え)工事を行いましょう。
トタン屋根は安くて便利な屋根だった!
トタン屋根は金属屋根として一時期によく使われていました。その理由も価格が安くて、施工しやすかったからです。
少し前の古い家の屋根を見るとボロボロになったままのトタン屋根もたまに見かけます。 施工当時は人気もありましたが、値段相応の安っぽい外観、雨が降ったときには、雨音がうるくさくなるなど、デメリットも多い屋根材です。
夏場は太陽の熱を吸収しやすく、屋内の温度が上昇しがちです。おまけに表面の塗装メンテナンスを定期的に行う必要があり、全くメンテナンスをしていないと、錆びやすく穴が開いて雨漏りの原因となったりします。
こうした理由から、トタン屋根は、10年を目安に40~80万円程度かけて塗り替えを行う必要があり、ランニングコストが高額です。何回か塗装を行った後は、トタン屋根もボロボロになっていますので、張り替え・葺き替え工事を行う必要があります。
そして、次はトタン屋根ではなく、別の耐久性の高い屋根材に葺き替えるパターンが増えています。
塗装メンテナンスが必要で耐久年数の短いトタン屋根
トタン屋根は10年を目安に塗装メンテナンスを行います。屋根は大きく表面積も広いので、塗料の価格により大幅に塗装工事費用が上がります。塗料にも耐用年数がありますので、必ず劣化します。
トタン屋根と塗料の耐用年数が終わる時期を考慮して最終的には葺き替え工事を実施したほうがお得です。目安は2~3回目の塗装メンテナンスのタイミングになるでしょう。
トタン屋根の葺き替え費用の目安
トタン屋根は金属屋根です。鉄を使用しているため、錆びの発生が避けられません。塗装作業の際に錆び止めを行っても、劣化が激しくなるとボロボロになってしまいます。
葺き替えの際にかかる費用は、塗装費用の倍のコストがかかります。
価格が安いと言われているトタン屋根ですが、ランニングコストが高く長期間使用するほど、メンテナンス費用がかかっていきます。そのため、葺き替えになるとガルバリウム鋼板などのより耐久性の高い新しい屋根材に葺き替えるパターンが増えています。
トタン屋根からガルバリウム鋼板への全面葺き替え工事は、120~170万円前後かかります。
葺き替えではなく、カバー工法と呼ばれる重ね葺き工法もあります。重量が重くなりますが、屋根の処分費用がなくなるので20万円以上コストダウンが可能です。
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