日本家屋には瓦屋根が使用されることが多いと思います。
しかし、あまり費用がかけられない場合は、トタン屋根を使用することがあります。
トタン屋根は価格が安く施工しやすいため、今でも人気があります。
そのトタン屋根の価格やリフォーム内容について解説します。
トタン屋根の特徴や価格
屋根材の中でも、金属系のトタン屋根は軽さや施工のしやすさ、値段の安さなどのメリットの多さから一昔前の日本の家屋や工場、倉庫にはよく使用されてきた屋根材です。
トタンは、亜鉛をメッキした鋼板です。鉄製ですので、軽く施工しやすくなっており、価格も1平米あたり5~6千円と屋根材の中でも低価格の部類に入ります。
カラーが豊富で、錆止めをしっかり施していると、継ぎ目が少ないので雨漏りがしにくい、というメリットもあります。
施工に関する手間や価格は低く抑えられますが、耐用年数が10~20年と短めです。
途中7~10年前後で屋根塗装を行います。
何もしなければ、劣化が早まり、錆びやすく、最悪の場合は穴が開き、雨漏りが発生します。
20年~30年程度で劣化し、塗装も効果がないと判断されれば、屋根全体の葺き替え工事やカバー工法による重ね葺きが行われます。
トタン屋根は塗装メンテナンスが必要な屋根材
トタン屋根の塗装の目安時期は、10年前後です。
早ければ7年を過ぎたあたりから塗装の検討を始めてください。
目視では錆びが見られるようになったら、そろそろ再塗装の時期です。
錆びは金属製の屋根に広がりやすく、塗装時のケレン作業で余計な手間がかかります。
ケレン作業を丁寧に行うことで塗装の出来もよくなります。
錆びの部分が多いとそれだけ時間と手間がかかりコストアップにつながります。
錆びがひどいと、屋根の葺き替え工事を行ったほうがいい場合もあります。
足場代を含んだトタン屋根の塗装費用は、足場代を含んだ数字ですと35~120万円程度です。
耐用年数が短いため葺き替え時期が早めにやってきます
トタン屋根は、築年数の古い住宅でよく見かけます。
しかし、耐用年数が最長でも20年程度と短いために、葺き替え時期が早くなります。
最近の屋根のリフォームでは同じトタンを選ぶケースが少なくなっています。
葺き替えやカバー工法による重ね葺きも安価で済みますが、塗装のメンテナンスも必要で、手間とコストがかかってしまうためです。
そこで、同じ金属系の屋根材であるガルバリウム鋼板にリフォームするケースが増えています。
ガルバリウム鋼板は、トタンよりも施工費は高くなりますが、錆びに強い上に、耐用年数がトタンの倍になり耐久性能もアップしています。
トタンの葺き替え時期は、建物躯体も古くなっていますので、最新のガルバリウム鋼板への葺き替えを推奨する屋根業者が多いのも当然のことだと考えられます。
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