屋根リフォームや屋根工事には、さまざまな工事の種類があります。
全てを知る必要はありませんが、その工事を得意とする専門業者を探して工事を依頼したほうが失敗も少なく、費用も抑えることができるようです。ここでは、屋根リフォーム工事の種類についてご紹介します。
屋根葺き替え工事
葺き替え工事は、劣化の激しいコロニアルやスレート、瓦屋根などの屋根材により工法や値段は異なりますが、築30年以上の屋根であれば、葺き替え交換工事を必要とします。
屋根材の交換の他、防水シート、野地板の撤去交換を行います。
工事期間は一週間ほどかかりますし、値段も最大で200万円近くかかることがあり、最も大掛かりな屋根工事です。
施工後は屋根も新築同様になります。
カバー工法による屋根の葺き替え
スレート屋根で家を建てていた場合や屋根の全面的な葺き替え工事では、費用が高額になるため、少しでもその費用を抑えたい場合は、重ね葺きと呼ばれる「カバー工法」を実施することがあります。
既存の屋根材の撤去を行う必要がありませんので、葺き替え工事よりも費用が安くなります。
工事期間は5~7日間です。
費用の目安は、80~120万円といったところです。
既存の屋根の防水シートや野地板が腐食していれば、逆に建物内部の劣化が早まります。
屋根が二重になりますので、重量が重くなり、耐震性能の低い古い建物ですと倒壊の不安が生じます。
屋根塗装
屋根塗装は、屋根のメンテナンスとしてよく実施されています。
瓦屋根以外のスレートや金属屋根は、塗装により防水性や耐水性を維持していますが、塗料が劣化すると、その機能が失われ、屋根や建物が直接ダメージを受けてしまいます。
こうして、塗料の耐久年数に応じた塗装工事が必要となります。
塗料の種類が豊富で、遮熱、断熱、耐候性に優れた塗料など、用途に合わせて選ぶことができます。
塗装時には、乾燥期間を考慮して余裕を持たせた工事期間が設定されます。
工事期間の目安は、10~12日間です。費用は、40~80万円程度です。
漆喰補修
瓦屋根に使用される漆喰の補修です。
新築から15年以上たっており、台風や雨の多い地域ですと、漆喰の劣化が早まります。
漆喰の剥離や瓦のズレなどが発生します。
瓦屋根の修理や補修はそれほど発生しませんが、漆喰の補修工事は定期的に行われています。
漆喰の剥がれや崩れが、瓦のズレや欠けの原因となります。
こうして雨漏りが発生します。
そこで新しく漆喰を入れ直したり、詰めたりして補修工事を行います。
工事日数は、2~4日間です。費用は30~80万円ほどになります。
棟板金交換工事
スレート屋根には、屋根の上に棟板金と呼ばれる金属板が設置されています。
この金属板が劣化し、固定していた釘が緩んだり、台風時に強風にあおられ、浮き上がってしまうなどの症状が発生します。
棟板金がズレたり、破損すると雨漏りの原因となりますので、棟板金の修理・交換工事が必要となります。
棟板金の下地木材なども腐食していることがあり、同時に交換修理となります。
工事期間は、2~4日間です。費用は、20~80万円ほどかかります。
雨樋交換工事
雨樋交換工事も屋根リフォーム工事の一種です。
新築時からなら20年、破損箇所があれば、経年劣化していなくても、10年程度で交換修理を行います。
雨樋は、お住まいの環境により、ゴミが溜まりやすく、詰まって破損し、雨漏りを引き起こします。
工事日数は、1~3日間です。費用は、数千円~10万円前後ですが、足場代や雨樋の長さにより費用が大きく変わります。
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「雨漏りが気になっていましたが、しっかりと原因を特定し、丁寧に施工していただきました」(40代・女性)
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