天井にシミが出来ている場合、雨漏りの可能性が高いです。
今回は屋根材が原因の場合の修理方法や修理費用について解説していきます。
天井にシミができている原因
天井にシミが出来ている場合、その部位の上部にある屋根、ベランダや屋上防水などが原因の可能性があります。
雨漏り個所の特定と修理は、一般の方には不可能です。
専門家に見てもらいましょう。
その原因が屋根にある場合は、なぜ雨漏りするのでしょうか?
屋根に登るのは大変危険ですので、遠目で屋根を確認してみましょう。
屋根材が飛んでしまっていたり、ずれていたりすることはないでしょうか?
屋根材が欠落してアスファルトルーフィング(防水シート)が露出されている場合は、紫外線による劣化や飛来物によって防水シートが破けている可能性があります。
その部位を確認してもらい、ルーフィングが破けている場合には、その部分の防水をおこない、新しく屋根材を被せる工事が必要です。
このケースでは、原因の特定が明確で、修理箇所が限定的なので、割と低コストで修理が可能です。
他にも屋根裏に入れるようでしたら、懐中電灯を照らしながら屋根裏を確認してみましょう。
天井の雨染みある部分の上部を入念に点検し、屋根裏に雨漏りのあとがないか確認できれば、雨漏り個所を特定できます。
屋根材に異常がない場合は大工事に?
一番問題なのは、壁にも屋根にも目視で確認できるような疑わしい部位がない場合です。
雨漏りについて熟知していれば、何かしらの箇所に推測できますが、ごく稀にまったくわからないことがあります。
屋根材にも異常がない場合は、屋根材下のアスファルト防水が寿命でどこか破けているかもしれません。
屋根裏に入れれば、裏側から場所の特定ができますが、屋根裏に入れない作りの住宅の場合、目視での場所の特定が不可能です。
雨染みのある周辺の屋根材を一度はがして、アスファルトルーフィングの劣化を確認しなければなりません。
屋根材は一部だけを抜き取るようなことはできません。
新築時に下ら上へと重ねて取り付けてあります。
撤去するときは、逆に上から下へと撤去していくため、広範囲な工事が必要になることも考えられます。
雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理で難しいのは、実は雨漏り個所の特定です。
雨漏り個所の特定に30万円、特定した後の修理が1万円なんてこともあります。
目視での雨漏り個所の特定が難しい場合は、散水調査と言って、疑わしい箇所に水をかけ、実際に同じ場所が雨漏りするか雨漏りを再現させて特定する方法です。
一般的な住宅では、この散水調査は5万円から10万円かかります。
雨漏り修理箇所が特定できて、部分修理でも可能であれば、3万円~20万円くらいで部分修理ができるかもしれません。
雨漏り個所が特定できない場合は、屋根の葺き替え工事をおこなうのも一つの方法です。
この場合、既存の1㎡あたり10,000円~15,000円程度の費用相場になります。
まとめ
雨漏りは適当な工事を繰り返してしまわないように、雨漏り個所を特定することが最も重要ポイントです。
どのように修理してどのくらいの費用がかかるかは、雨漏り個所の特定をしないとわかりません。
雨漏りに熟知した人に点検してもらいましょう。
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