屋根のメンテナンスを中心に、屋根塗装では業者とのトラブルも多く、初めての方ですと不安です。
屋根が古くなり、見た目も悪くなってきたら、手遅れになる前に屋根塗装を業者に依頼しましょう。
そこで屋根塗装のポイントについてお伝えします。
屋根塗装の塗り替え時期を知ろう
屋根塗装はどうして行うのでしょうか?
その主な理由は、防水性能や強度を回復させるためです。
特に雨漏りは、屋根ばかりではなく、外壁の亀裂などから雨水が浸入し雨漏りを発生させます。
屋根や外壁にヒビや剥がれがあれば、修繕する必要がありますし、気づいたときに修繕することで、家の強度も回復します。
屋根塗装により、新築時のように外観もきれいになります。
塗り替え時期を理解しよう
塗り替え時期は、塗料の成分や耐久年数、適用箇所により違いが出ます。
屋根の部分では、カラーベストやトタンに塗装を行うことが多いと思われますが、アクリル樹脂塗料ですと2~4年、ウレタン樹脂塗料ですと4~6年、シリコン樹脂塗料ですと5~7年のサイクルで塗り替えを行う必要があります。
目視でわかる屋根塗装の塗り替えタイミング!
塗装部分の劣化は、思ったよりも早いことがあります。
特に経年劣化よりも外的な要因により、塗装部分が予想以上に劣化することがあります。
紫外線や酸性雨が通常よりも強い地域ですと、表面が劣化し、色あせ・防水性能の低下が進みます。
塗料の樹脂分が失われ、表面が粉状になり、触ると白いチョークが手につきます。
これは塗膜が劣化し、保護機能がなくなっていることを表しています。
放置しておくと、雨水が内部に浸み込み雨漏りの原因となったり、木部を腐らせたり、鉄筋が錆びる原因になるので要注意です。
さらにひび割れ、クラック、塗膜の剥がれ、苔や藻の発生、鉄部の錆びなども、間接的に屋根塗装が劣化しているサインです。
外壁にこうしたサインが見られたら、同時に屋根の点検も依頼し、早期に塗装の塗り替えを行いましょう。
屋根塗装を安くするには?
屋根塗装費用は高額です。
塗り替え時期のサイクルが早いので、数年に一度は屋根の点検を行う必要があります。
建物そのものの価値を維持し続けるには、メンテナンスが大切です。
しかし、何度も屋根工事や塗装を行っていると費用が高額になります。
工事費用をできるだけ安く抑えるために、屋根塗装や外壁塗装を同時に実施する方法があります。
計画的にメンテナンスを行うのであれば、同時に塗装を行うことで大幅に費用を節約することができます。
その理由は、足場費用の問題です。
足場費用は工事の度に組み直しますが、費用が高いことがネックになっています。
そこで、屋根塗装と外壁塗装を同時に行うといいでしょう。
費用を節約できるだけではなく、業者によっては大幅値引きを行うところもあり、どうせ高額の費用をかけて塗装を行うのであれば、効率よく同時に実施するほうがいいはずです。
手抜き工事をさせないために
屋根塗装・外壁塗装では、業者の手抜き工事が多いことが有名で、知らず知らずのうちに費用が高額になっていることもあります。
相見積もりをしっかり行い、塗装についての知識や価格相場を知り、できるだけコストを下げることが大切です。
養生を行わない、工事前に近隣への挨拶回りをしない、高圧洗浄をしっかり行わずに次の作業に入る、下地処理やビビ割れの手入れをしない、塗装の回数や使用量をごまかすなど、塗装している職人にしかわからない手抜き工事がたくさんあります。
丁寧な説明と丁寧な作業、屋根塗装工事でどんなことが行われているか、その工程を知ることで、適切な工事をしているのかがわかるようになってきます。
細かい点に目を光らせることで、どんな工事業者に依頼しても、手抜き工事をさせないことが大切になってきます。
まとめ
屋根塗装をする際のポイントをいくつかまとめました。
塗り替えの時期や目視や点検により早めの屋根塗装を実施し、修繕費用を抑えつつ、適切な屋根塗装工事を行いましょう。
また、手抜き工事を防ぎ、できるだけ工事費用を安く済ませる工夫も必要です。
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